太ももの付け根部分にズキズキとした痛みや違和感を感じたら、肉離れを起こしたのかと不安になったりしますよね。
この記事では、突然股関節まわりの筋肉に違和感を感じた時に早く治す対処法と考えられる原因をお伝えします。
痛みは"腸腰筋の炎症"の可能性が大きい
腸腰筋とは、太ももから背中にかけて伸びている筋肉で太ももを持ち上げたり、足の筋肉を動かす動作に頻繁に使われています。
座りっぱなしの時間が増えたり、動的ストレッチをしていないと筋肉は弱体化したり硬直しやすくなります。
僕は筋トレやランニングなど激しい運動をしていない日に、突然太ももの付け根が痛くなったので医師に診察してもらいました。
その結果、腸腰筋が炎症を起こしている可能性が高いと診断されたのです。
筋肉が炎症を起こす原因
医師に筋肉の痛みとリンパ節の詰りは全く関係ないと言われました。
突然痛みだす原因は、
入浴後に薄着で過ごしたり、夜遅くまで起きていて体を冷やしてしまう
温まっていない体を急に動かす
これらが腸腰筋を痛める原因になりやすいと言われました。
体が冷えると血管が収縮して、老廃物が体内に溜まりやすくなり筋肉の動きも悪くなります。
太ももの付け根には太い血管があるので血行が悪くなると、いつも以上に関節や節に負担がかかり痛みや炎症が起こりやすくなるのです。
炎症を早く治す方法
- 夜や入浴後は、靴下を履いて体を温かくして過ごす
- 入浴後に痛みを感じる部分のまわりを優しく揉む程度にマッサージ
- 無理に股関節を動かさない
放置してもズキズキとした痛みや違和感は徐々に薄れていき、4日〜1週間程で普段通りの動きが可能になります。
僕はクリニックで、イドメシンコーワクリーム1%という薬を処方してもらいましたが、効果は市販されているエアーサロンパスと同じようなものでした。
痛みや炎症を抑える薬なので、手にペタペタとクリームを付けて患部に塗りたくない場合はエアーサロンパスを使うのがオススメです。
スポーツバッグなどに1本入れておくだけで、運動後に気になる部分へすぐスプレーを吹きかけられて便利です。
まとめ
太ももの付け根が急に痛み出したら、腸腰筋が炎症を起こしている可能性があります。
放置していても特に問題はありませんが、4日〜1週間程で徐々に回復していきます。
回復を早める方法は、
- 夜や入浴後は、靴下を履いて体を温かくして過ごす
- 入浴後に痛みを感じる部分のまわりを優しく揉む程度にマッサージ
- 無理に股関節を動かさない
などを心掛けると症状は大分マシになります。
とにかく痛みを和らげたい場合は、エアーサロンパスやサロンパスなど「フェルビナク」を含む鎮痛作用のある医薬品を使うのがオススメです。
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