季節の変わり目になると1日の温度変化が激しくて体調管理が難しくなりますよね。
風邪気味でトレーニングをするとなかなか回復しなかったり逆にこじらせて悪化してしまうケースもあるんです。
風邪をひかないのが1番ですが、もしなってしまった場合のオススメ回復方法を今回はお伝えしていきます。
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筋トレをする人としない人、どちらが風邪をひきやすい?
あなたは風邪を「ひきやすい」「ひきにくい」どちらなのかをまずは把握していきましょう!
Q:毎週ジムに通って鍛えている人と何もしていない一般人とでは、どちらが風邪をひきやすいと思いますか?
体を鍛えているゴリゴリのマッチョな人を見ると「風邪とは無縁なんだろうなぁ〜」と思うかもしれませんが、実は
A:一般人よりも筋トレをしている人の方が風邪をひきやすいんです。
トレーニングと免疫力には関係があり、何も考えずにただ筋トレを続けていると、あなたの体はウィルスにとって格好の餌食となってしまいます。
トレーニングと免疫力(抵抗力)の関係について簡単にですが説明をして言いますね。
筋トレすると免疫力が低下する!?
通常なら体を鍛えている人の方が免疫力は高いです。
しかし、下の図を見てもらうと分かりますが一般人に対してトレーニーは免疫力の高い時と低い時で差が大きいですよね。
(図は1日の中での免疫力の変化ではなく、ある一定の期間の中での変化を表したものです。)
トレーニーの免疫力が低くなるのは、筋トレをした後や疲労の蓄積が原因なんです。
特に筋トレをした後というのは、体の筋肉を限界ギリギリまで追い込むので全身が疲労して弱っている状態と言えます。
そんな時に栄養バランスの悪い食事や体調的に無理な事をすると、瞬く間に体がウィルスに負けてしまうのです。
風邪をひいてしまったら・・・
風邪気味や体調が悪いと感じたら、まずはトレーニングを休むという決断をしましょう。
「筋トレは継続しなければいけない」と思う気持ちは十分わかります。
しかし、体調を悪化させて1週間2週間と寝込んでしまい、「結果的にさらに長く休むことになってしまう」なんて事を防ぐためにも2・3日だけ完全休養をして体調を万全にする事の方が大切だと思ってください。
風邪の原因であるウィルスは細菌とは全く別の存在なので、病院でもらえるクスリは熱や辛い症状を和らげるものであり、あなたの体内にいるウィルスを直接排除する事は出来ないんです。
ウィルスを倒すのは、あなた自身がもつ白血球などの免疫力になります。
風邪を最短で治すにはあなた自身の弱まった免疫力を取り戻すしかないのです。
体温を高くしてウィルスをまとめて駆逐する
暖かくして体温を高くする事で免疫力が高くなるのは有名だったりします。
体温が1℃上がると一時的に免疫力が5〜6倍も高くなり、逆に1℃下がると免疫力が30%低下するという研究結果も出ています。
赤ちゃんの体温が37.5℃と高いのは免疫力が関係しているのかもしれませんね。
それ水分補給も忘れずにしておきましょう。
体温が高いと汗をかいて体の水分が減ったり喉の乾燥状態はウィルスの増殖を加速させてしまうので、マスクつけたり飴を舐めるなどして喉が乾燥しないようにするといいです。
ビタミンで免疫力を上げる
ビタミンは何種類も存在していますが、特に免疫力アップに役立つのはビタミンCでしょう。
ビタミンCは柑橘系の果物に多く含まれていて、その働きはウィルスを直接攻撃する白血球の活性化もしてくれます。
特にビタミンCが多く含まれる食材は
パプリカ、アセロラ、芽キャベツ、パセリ、柿、キウイ、イチゴなどです。
また、体温が高くなることで血流が良くなるので多くの白血球が全身を巡ることができるのです。
まとめ
トレーニーは体を強くすることができる一方で一時的には疲労で免疫力が低下して風邪になりがちなので、疲労が溜まり気味の時は一般人よりも体調には注意した方がいいです。
万が一、風邪をひいたら
思い切って完全休養をする
暖かくして体温を高くする
ビタミンCを摂って免疫力を上げる
特に3つの事を大切にして、これからのトレーニングを続けていってください。